イリアス王国国王。 統一戦争の英雄、勇王ウィルムの直系。 広範な分野の学問を修めた学問好きの王で、 その功績から彼は賢王と呼ばれる。 その功績とは、200年前の内乱以降 いつ反乱を起こしてもおかしくない状態だった 各自治区の長を、王国の貴族として待遇することで 民族の尊厳を回復し、真の意味での 自治区制を確立したこと。 人心掌握術と政治学、帝王学に長けた ヴリトラ王だったから実現出来たことだと、 貴族たちは声を揃えて賞賛する。 知性に溢れ、眼光鋭い国王だが、 最近生まれた王子の息子、 すなわち孫には大変甘いとの噂。
イリアス王国の宰相。 冷静沈着で、大変優秀な人物。 国政において国王を支える、 きわめて重要な位置を占める。 アーチェリーが趣味で、 職務における彼の類まれな 集中力と判断力は、その趣味によって 磨かれたといわれる。
イリアス王国の執政官。 情熱的で大胆な行動力も併せ持つ、 大変有能な人物。 エイルマーとともに、国王を陰日なたに支える。 彼の趣味は馬術。 執政官としてのバランス感覚に優れるが、 それには三半規管の能力も 無関係ではないらしい。
鉱物学学会の長。 王立高等学院でも教鞭を振るう。 フェリオが新発見した鉱石のことを 心の底から讃えており、 彼に協力的。 趣味はチェス。 論理的な思考に優れる彼は、 休日にはチェスで頭の体操を欠かさない。