従前の漆黒ではなく、両方の端部が黄金に輝いている。
これが金龍鉄なのだろう。
その美しい金色の金属は端部から炎のように広がり、中央に向けて立ち昇っている。
黒と金のコントラストが美しく、またこれまで以上の力強さを感じさせた。




「ありがとう、ガンツ。素晴らしい品を」
「おうよ! 俺の精魂が篭りに篭った盾だ。大事に使ってやってくれい!」







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