「でしょでしょ。セリオルさんはすごいんだよ」
自分のことのように嬉しそうに、サリナはえへんと胸を張った。
これまでにも何度も聞かされたその言葉に、ハロルドは大きく頷いたが、フェリオは苦笑した。
「なんで笑うのよー」
そう言って唇を尖らせるサリナに、フェリオは何でもないよと答えた。
しかしサリナは納得しないらしく、頬を膨らませた。
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第107話
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